コラム 脱毛前のカットの重要性。抗がん剤治療での脱毛が始まる前の髪型


更新:2022年07月05日

公開:2019年12月10日


脱毛がはじまる前の髪型や髪の対処方についての重要なポイントをまとめました。

私たちエデューは12年以上、大学病院の中の美容室を中心お客様と向き合ってきました。

こちらのページではなぜ事前カットは大切か?ということを治療を受けられるご本人様以外にも、その方をサポートされるご家族様や病院関係者様へも記載しました。

特にロングヘアーの方や、刈り込むまたは剃ってしまおうかなと考えている方へ読んで頂きたいと思います。


私たちの結論

抗がん剤治療を始められた上、髪をカットしないといけないと言う事をお聞きになると、結構ショックが大きいと思います。

ですが、それほど短くカットする必要もないというのが私たちの結論です。

ベストな髪の長さについてはショート~ショートボブ

テキスト

*絶対に避けたいのはベリーショートや髪をそるという行為。


では順を追って説明させて頂きます。

事前カットを知らないとどうなるか?


【大量の髪が一気に抜けるとショックが大きい】

抗がん剤治療での副作用による脱毛には個人差もあるようですが、およそ治療が始まってから2-3週間したら髪が抜け始める方が多いようです。

どの程度のペースで抜けるか?ということも実際のお客様の声やお聞きする限りでは様々なようですが、私たちは以下のように説明しています。


【不ぞろいな長さの髪が脱毛すると、残った髪が絡む可能性が高くなる】

脱毛がはじめると一気に髪が抜けるということではありません。

髪がある部分と無い部分がまばらな状態になるので、普段は気づかないのですがそういった状態では髪が絡みやすくなります。

髪が絡むと、シャンプーをすることに余計に負担がかかります。



抗がん剤治療中は体力が低下するので、ご自身の髪のシャンプーやドライヤーなども負担が大きくなります。

抗がん剤治療の方針や個人差もありますが、治療の開始後、すぐに体力が低下する方が多いようです。

ここでお伝えしたいのはロングヘアよりショートヘアの方がシャンプーやドライが短時間で済むということです。

また、シャンプー中やドライの最中でも髪は抜けます。

そういった時の見た目のショックの大きさや清掃の手間を少しでも少なくしてほしいということがポイントです。


【脱毛した髪の掃除の手間や見た目のストレス】

よくお聞きする例がベッドの上に散乱した抜け落ちた髪の清掃がとても大変というお話しです。

抜け落ちた長い髪の毛は短い髪の毛より量も重さも大きくなるので清掃が大変になります。

また就寝中に医療用の帽子を着用して頂くことで髪の散乱もある程度は少なくできますが、その場合でも帽子で抑えれる髪の量は短い方がベターだと考えます。


*脱毛した時に、髪の毛が絡まってしまったときは…

少しずつほどくか、絡まって解けなければ短くカットした方がよい場合もあります。


極端に短くする、または剃るとどうなるの?

「覚悟を決めて治療に入る」というテレビのドキュメンタリーで、実際に髪を剃られた女性の番組を以前拝見しました。

お気持ちはお察しします。

ですが以下のような点を考えてみてください。


刈り込んでも剃っても抗がん剤治療で脱毛がはじまると。

どれだけ短い髪でも抜けるのでとても小さな短い毛が飛び散るというような状態になります。

こういった状況になると、ベッドや枕カバーに付着する短い髪を取り払うことも難しく、また細かな毛がお顔や首周りに付着することでチクチクした不快な感じもします。


こちらの記事を記載した理由…

抗がん剤治療に関わるご本人様にも関係者様にも、「YES」と言って頂ける美容室でありたい。

これまで記載させて頂いたような状況的なお話しをお伝えしたかったことが一つのポイントですが「抜けてしまう髪の毛だから、どんな方法でも短くすればいい」ということではなく、事前カットを行うことによってその髪型も気に入って頂いて、治療のために髪型を変えることが必要だったとしても、少しでも前向きな気持ちで治療中を過ごして頂ければというのが私たちの想いです。


どれくらいの長さが最適か?

私たちの経験で一番短い毛で5cm、長い髪だと12-15cmであるかと考えています。

全体的に12-15cmですと抜ける量は多くなりますがデザインの幅は広がります。

カットのタイミングはウィッグを用意するにはベストです。

テキスト
・事前カットをした後の髪型とウィッグの髪型を揃えることができます。

病気や治療を周りに気付かれたくないという方へは、事前カット行ったときの髪型のウィッグを用意するとウィッグに変わったということを気付かれなくてすみますね。


・脱毛前からウィッグの着用ができます。

抗がん剤治療でウィッグをお求めの方は、はじめてウィッグを使用する方が多いです。使い慣れてくると、着脱もカンタンになりますが、脱毛する前に使い慣れておくと安心です。


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医療用ウィッグを準備するタイミングや時期について詳しくはこちらより>>

私たちができること

一番大切なことはお客様お一人お一人の気持ちや治療での脱毛を理解して、皆様へ寄り添った対応をさせて頂くことであると私たちは考えています。



全店、完全禁煙の美容室です。

治療中の方にもやさしい環境の美容室にお越し頂けることが大切です。



全員女性で、大学病院内の美容室での勤務経験者です。

抗がん剤治療での脱毛に対する知識や経験が豊富なスタッフが対応します。



事前カットにも全店、対応しています。

事前カットは短くすれば良いのではありません。お客様の気持ちも髪型も大切に対応します。



必要なアイテムもすべてサポート

必要な方へは脱毛時に必要な医療用帽子~医療用ウィッグのご提案も可能です。


髪の回復までケアします。

抗がん剤治療が終了して元の髪に戻るまでのカットやカラーも行えます。

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