edu. blog
更新日:2020/12/08
作成日:2020/05/23
医療用ウィッグは髪型を再現する機能だけではありません。
今までの生活を過ごす時間を提供する
治療に臨むご本人にも気持ちを明るくさせる
という大切なことも提供できるアイテムです。
治療にあたって脱毛することで、
「私だけ治療しているということが、周囲に気づかれないか?」
「今までのような関係が崩れるのが怖い」
と、このような不安になる方も少なくはありません。
一方で、実際にお店にご来店されるご家族様様、特に男性の方が多いのですが、
「ウィッグなんてどれも同じじゃないの?」
「(価格が)安いものでいいんじゃないの?」
という会話を耳にすることもあります。
お店で私たちがこのような会話をお聞きした時には、
「どうか、ご本人様へ安心頂いて、少しでも気持ちが楽になって、治療に入って頂ければと思います」
とお伝えしております。
私たちのお店について
私たちエデューは、関西医科大学附属病院(大阪府 地域がん診療連携拠点病院)の美容室です。
2006年のオープン以来、札幌・東京・大阪のお店でたくさんのお客様の声をお聞きしながら、髪の回復までのサポートや医療用ウィッグの提供を行ってきました。
【病院内美容室にご相談に来られる方】について
「先程、主治医の先生から抗がん剤治療をするということを説明頂きまた…」
このようなデリケートな時にご自身の髪を失うことも告げられると、やはり周りの方からの応援や協力が欠かせないと私たちは考えています。
【医療用ウィッグというアイテム】を探される方について
ご自身の意図でウィッグというアイテムを探し始める時には、ある程度、治療に向けての決心やご自身で脱毛に対しての備えという行動を起こされているパターンが多いと私たちは考えます。
一緒に考えてみてほしい
親しい関係であっても、治療に臨むにあたってのサポートが必要だと認識されるあまり、ご家族様にも本音で打ち明けれないということをお店でよくお聞きします。
髪型ひとつで笑顔になれたお客様もたくさんいらっしゃいます。
私たちは皆様の関係性において、何が正解かは存知かねますが、お店で見聞きする光景をお伝えすることで、お役に立てれば幸いです。
関連ページ
医療用ウィッグとは | 抗がん剤のウィッグ、はじめての選び方>>
抗がん剤治療や脱毛症の方へのウィッグの種類を全て解説>>
はじめてedu.をご利用される方へ | 医療用ウィッグedu.