
ウィッグの購入を考えているものの、被ったまま温泉に入れるのか、と疑問や不安を抱く方も中にはいるでしょう。
特に、友人や知人と旅行に行くのであれば、ウィッグを外さず入浴したい、と考えるかもしれません。
本記事では、ウィッグのまま温泉に入れるのかどうか、注意点もあわせて解説します。
ウィッグの購入を考えているものの、被ったまま温泉に入れるのか、と疑問や不安を抱く方も中にはいるでしょう。
特に、友人や知人と旅行に行くのであれば、ウィッグを外さず入浴したい、と考えるかもしれません。
本記事では、ウィッグのまま温泉に入れるのかどうか、注意点もあわせて解説します。
ウィッグをつけたまま温泉に入れるの?といった疑問を抱く方は少なくありません。
結論からいえば、ウィッグ着用のまま温泉に入るのは可能です。
ただ、着用したまま入浴したい場合は、人毛ミックス毛や化学繊維毛の製品を選ぶとよいでしょう。
人毛ミックスや化学繊維毛の製品は、着用したままお風呂に入れるのがメリットです。
人毛ミックスとは、化学繊維毛と人毛の両方を使用した、ハイブリッドなウィッグです。
うねりが出にくいため、入浴時に縛れる、スタイリングしやすいなどのメリットがあります。
人毛が混ざっていることで、自然に見えやすいのも特徴です。
化学繊維毛は、化学繊維を素材とした人工の毛です。
アクリルやポリエステルなどを素材として用いるケースが多く、低価格かつ製品のバリエーションが多い、スタイルをキープしやすいなどがメリットです。
人毛ミックスや化学繊維毛は、濡れても乾くのが速いため、お手入れしやすい魅力もあります。
そのため、メンテナンス性を重視される方にも、これらのウィッグはおすすめといえるでしょう。
なお、汚れが酷いときは、一度外してからブラッシング、シャンプーを行うといった方法があります。
また、エデューではウィッグの最適な洗浄方法として、電解水【eau de bleu(オーデブルー)】でのつけ置き洗いをおすすめしています。
シャンプーに比べて摩擦が少ない分、髪の毛への負担が小さくウィッグが長持ちします。
人毛ウィッグとは、人毛を素材として用いた製品を指します。
100%人毛なので、ナチュラルな見た目となり、適切にメンテナンスを行えば長持ちもします。
人毛ミックスや化学繊維毛に比べ、高価なのがデメリットといえるでしょう。
毛が長くなるほど高価になる傾向があり、中には100万円を超えるケースもあります。
また、メンテナンス性がよくないのも、デメリットといえるでしょう。
人毛ミックスや化学繊維毛に比べ、手軽に手入れができず、適切な方法で行わないと品質を損ねてしまうおそれもあります。
さらに、湿気でうねりが出てしまうこともあるため、入浴時には注意が必要です。
手ごろな価格で手入れをしやすく、安心して温泉に入れるウィッグを求めているのなら、人毛ミックスや化学繊維毛の製品を選んだほうがよいでしょう。
ウィッグを被ったまま、温泉や銭湯などに入るのなら、いくつか注意点を覚えておきましょう。
注意点を押さえぬまま入浴してしまうと、思わぬトラブルが発生するかもしれません。
まず、前提として100%人毛のウィッグを着用しての入浴はおすすめしません。
湿気でうねるおそれがあるため、入浴後のメンテナンスも面倒です。
可能であれば、普段用の良質なウィッグ以外に、温泉・銭湯用の安価なウィッグを用意しておくのもひとつの手です。
ウィッグを外して入浴したいものの、周りには知られたくない、といったケースでは、タオルと前髪ウィッグを縫い付ける方法があります。
サイド毛付きの前髪ウィッグを、タオルと縫合し、入浴前に着用するのです。
これなら、周りからは髪の毛が濡れないように、タオルを巻いているようにしか見えません。
サイド毛付きの製品であれば、より自然に見えるでしょう。
ただ、この方法は裁縫が得意な方でないと難しいかもしれません。
また、突然温泉に入ることになった、といった場合には対応できないのは難点です。
入浴中にウィッグを洗うのは控えましょう。
ウィッグを着用したまま洗浄するのは難しく、場合によっては取れそうになることもあります。
暑い時期には、ウィッグにも汗やホコリが付着しやすくなるため、入浴中に洗いたくなる気持ちは理解できますが、おすすめできません。
また、濡れたウィッグはボリュームが少なくなり、内側のネットが見えてしまう可能性もあります。
毛が絡まり、その場でもとに戻せなくなる、といったリスクもあるため、入浴中に洗うのはやめたほうがよいでしょう。
入浴中は、できるだけウィッグを濡らさないように努めるのが基本です。
髪が濡れていないと目立ってしまうのではと心配なら、濡らした手で毛を通しておくと自然に見えます。
頭部全体を、タオルで覆って入るのもひとつの手です。
ここまですれば、周りにウィッグであることがバレるリスクはかなり軽減します。
入浴後のウィッグには、汗がたくさん付着しているので、丁寧に手入れをしましょう。
一度取り外して、除菌シートなどで内側を拭ってください。
頭皮も汗をかいているため、そのまま再度ウィッグをかぶると、かゆみの原因となるおそれがあります。
頭皮の汗も、除菌シートで拭っておくと安心です。
宿泊する予定なら、部屋で外したウィッグを手入れし、洗面所などで頭を洗うとよいでしょう。
温泉用のウィッグを着用して入浴した場合には、部屋やトイレなどで、普段用の製品に付け替えましょう。
この場合も、入浴中に着用していたウィッグの内側や、頭皮を除菌シート、濡れタオルなどで拭うのを忘れないでください。
着用しているウィッグの毛質によって変わるため、注意が必要です。
人毛やポリエステル素材の製品は、耐熱性が高いため、サウナで着用してもまず問題はないでしょう。
一方、アクリル素材を用いた製品は、耐熱性が低いためダメージを受けるおそれがあります。
サウナは、80~90度、もしくはそれ以上の高温になることも多いため、少なからずウィッグに悪影響を及ぼす可能性があるのです。
また、人毛ウィッグは湿気でうねりやすいため、サウナに入ると毛がうねってしまうおそれがあります。
サウナから出たあとのメンテナンスが大変なので、注意したほうがよいでしょう。
温泉や銭湯にウィッグを着用したまま入浴したいのなら、人毛ミックスや化学繊維毛の製品がおすすめです。
入浴中はなるべく濡らさないよう配慮し、入浴後は除菌シートなどで手入れをしましょう。
サウナにも入りたいのなら、耐熱性の高い製品がおすすめです。エデューでは、耐熱性の高いウィッグも豊富に取りそろえています。
ウィッグをご用命の際は、ぜひエデューへご相談ください。