
つむじは、ウィッグの見た目の自然さを大きく左右します。
ウィッグを買うときにぜひ注目したいポイントの一つです。
とはいえ、ウィッグのつむじにも色々な種類があるので、どのようなものがよいか迷ってしまうかもしれません。
自然に見える人工皮膚の素材や髪の植え方を紹介しますので、今後ウィッグを選ぶときの参考にしてください。
つむじは、ウィッグの見た目の自然さを大きく左右します。
ウィッグを買うときにぜひ注目したいポイントの一つです。
とはいえ、ウィッグのつむじにも色々な種類があるので、どのようなものがよいか迷ってしまうかもしれません。
自然に見える人工皮膚の素材や髪の植え方を紹介しますので、今後ウィッグを選ぶときの参考にしてください。
つむじは面積としては小さいのですが、周りの人からよく見える箇所です。
ウィッグを被って鏡を見たときは、正面から見るため、つむじはそれほど目立たないと感じるかもしれません。
でも、日常生活のいろいろなシーンを考えてみると、どうでしょうか。座ったり、屈んだり、エスカレーターに乗ったり、お辞儀をしたりと、頭頂部が他の人の目に入ることは意外に多いことに気付くでしょう。
そのためウィッグのつむじが不自然だと、いくら髪質などが良くても見た目に違和感が生まれてしまいます。
ウィッグを着用したヘアスタイル全体を美しく見せるには、つむじが自然なウィッグを選びたいものです。
つむじがどのような状態だと、ウィッグが自然に見えるのでしょうか。
ウィッグを選ぶ際には、つむじが以下の3つの条件に合っているかをチェックするのがオススメです。
人工皮膚を使っている
ウィッグのつむじには、肌が見えるタイプと、肌が見えないタイプがあります。
本物の髪の毛であれば、つむじは肌が見えるものなので、ウィッグのつむじ部分から肌が全く見えないと、どうしても違和感が出てしまいます。
ただし、「肌が見える」といってもウィッグを付けている人の地肌が透けて見えているわけではありません。
肌の色をした「人工皮膚」と呼ばれるものが、地肌のように見せる役割を果たしています。
人工皮膚の素材によって、着け心地や見え方が異なりますので、ご自分の使用目的を考えて選びましょう。
ウィッグのつむじ部分に人工皮膚を使っていると、地肌から髪の毛が生えているように見えて、自然な頭頂部になります。
ただし、安価なウィッグの中には、人工皮膚を布で作っているものもあります。
布では皮膚のような質感を再現するのは難しく、本物の地肌から生えているように見えないものが多いので、注意が必要です。
結び目が目立たない
髪の毛と生地の植え付け箇所である結び目は、本来の髪の毛にはありません。
そのため結び目が目立ってしまうと、どうしても不自然に見えてしまいます。
髪の毛が密集している箇所では結び目が気にならない場合でも、つむじ部分は植え付け箇所がはっきりと見えるため、結び目が目立ちやすくなります。
髪の毛の植え方によっては、結び目がぶつぶつとして目立ってしまうものもあり、特に近距離に人がいると不安に感じるかもしれません。
髪が立ち上がっている
つむじ部分の髪の立ち上がり方も大切です。
つむじから生える髪の毛が自然にふわっと立ち上がるように加工されていると、ウィッグ全体が自然に見えます。
逆に髪の毛がペタっとしていると、本物のつむじのように見えず、ヘアスタイルもきれいに決まりません。
ウィッグの人工皮膚には、主にシルクとウレタンの2種類があります。それぞれの特徴をおさえましょう。
シルク(絹)
シルクスキンとは、絹や絹のような薄くて柔らかい布のことです。
軽くて通気性がよく、蒸れにくいのがシルクスキンのメリットといえるでしょう。
ただし、間近で見ると布であることが分かってしまうおそれがあるため、職場や買い物など外出先で他の人と接する際は気になるかもしれません。
ウレタン(ラバー)
ウレタン樹脂(ラバー)は、透明感や弾力感のある素材で、皮膚そっくりの質感を再現することができます。
少し厚みがあって通気性が劣るものの、近くで見ても本物の皮膚と見分けがつきにくいのがメリットです。
つむじは髪の毛の生え方がじかに見える部分です。
皮膚がいくらリアルな質感でも、髪の毛の植え方が不自然だと台無しになってしまいます。
自然な見た目のつむじにするには、本当の髪の毛が生えているような植え方でなければなりません。
ここでは、ハンドメイドとマシンメイドの植え方にどのような違いがあるのか解説します。
ハンドメイド(手植え・総手植え)
ハンドメイド(手植え)とは、職人が手作業で髪の毛一本一本を植えることを指します。
実際の髪の毛の生え方をまねて、不自然に密集させず、適度にばらつかせて植えることで、自然なつむじに見えるのが特徴です。
手作業のため完成までに時間がかかりますし、それだけ値段も高くなりますが、本物と見間違えるほどの仕上がりにすることが可能です。
マシンメイド(機械植え)
マシンメイド(機械植え)とは、機械によって生地に髪の毛を縫い付ける方法です。
縫い目がチクチクするため、脱毛などで地肌に直接触れる形で着用すると、刺激が強く不快感を覚えやすいでしょう。
髪の毛のボリュームが多くなり過ぎたり、つむじに髪の毛が密集し過ぎたりして、見た目が不自然になりやすい傾向があります。
しかし、手間も時間もかからずコストがおさえられるため、ファッションウィッグでよく用いられます。
エデューでは、総手植えのハンドメイドウィッグをご用意しております。
特につむじの自然さを重視する場合は、以下の2つの製品がオススメです。
つむじが自然で綺麗だと、見た目に自信が持てますし、ヘアスタイルも楽しみやすくなるでしょう。
ご自分のお好みに合わせてお選びください。
つむじの見た目が自然なウィッグを選ぶには、人工皮膚を使用していて、結び目が目立たず根元がふわっと立ち上がっているかをチェックしましょう。
つむじは、髪の毛の生え方が見える部分なので、本物のように再現できるハンドメイドで植えられたウィッグがオススメです。
安価なファッションウィッグはマシンメイドのものが多いですが、エデューのウィッグは総手植えで1本ずつ丁寧に植毛しています。
つむじが綺麗に見えるウィッグを探しているなら、ぜひエデューのウィッグを検討してみてください。