
髪の分け目はヘアスタイル全体の中でも、目につきやすく、イメージを変えやすい部分です。気分転換にウィッグの分け目を変えたいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
今回は自分に合う分け目の見つけ方や、アレンジ方法・注意点について解説します。分け目のアレンジが可能なエデューの製品もご紹介するのでぜひ参考にしてください。
髪の分け目はヘアスタイル全体の中でも、目につきやすく、イメージを変えやすい部分です。気分転換にウィッグの分け目を変えたいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
今回は自分に合う分け目の見つけ方や、アレンジ方法・注意点について解説します。分け目のアレンジが可能なエデューの製品もご紹介するのでぜひ参考にしてください。
つむじと分け目の関係
つむじと分け目は密接な関係にあります。特に意識して変えなければ、つむじがあるところに分け目ができてくるものです。つむじは頭頂部や後頭部にあり、人によって真ん中、または左右どちらかに片寄っていることもあります。つむじから毛流れが始まるため、ウィッグではつむじの状態が見た目の自然さに直接影響します。真ん中につむじがある場合は、分け目を真ん中にするのはもちろん、左右どちらかにずらしても大丈夫です。
自然なつむじと分け目の種類
つむじ部分の形は、作れるヘアスタイルや分け目の作り方に大きく影響します。製品によっては、分け目を変えられないものもあります。つむじに人工皮膚がついているものは、頭皮から髪の毛が生えているように見えるので、自然に見えやすいのが特徴です。製品によっては少し蒸れやすくなる場合もありますが、見た目の自然さは格段にアップするのでおすすめです。人工皮膚がない製品の場合、分け目をジグザグにするなどして、地肌が見えなくてもあまり不自然に見えないようにする必要があるでしょう。
つむじや分け目の種類については、専門店によってラインナップが異なりますが、一般に見られるのは以下のような型です。
・I型
分け目の位置をあまり変えられないものの、上から見たときに自然な分け目を作りやすいタイプです。
・O型
分け目がまっすぐに分かれないヘアスタイルに向いています。ショートヘアなどで重めの前髪を作りたい方におすすめです。
・ワイド型
分け目の位置を自由に変えやすいタイプです。分け目を時々変えてみたい、分け目の位置にこだわりのある方におすすめです。
相手に与えたい印象で決める
左分けや右分けなど、分け目によって相手に与える印象が変わります。ご自分がなりたいイメージに合わせて、どのような分け目にするかを決めるのもいいでしょう。左分け・右分けは、どちらから見たときの左右か混乱しがちですが、自分から見ての左右です。左目の側で分けるのが左分けです。
・左分け
知的でしっかりした印象を与えるといわれています。リーダーの役割にある方や、大事な仕事を任されたいときは、信頼できる落ち着いた雰囲気を出すために左分けにするといいかもしれません。
・右分け
快活でかわいらしい印象になります。人から好かれたい、明るく見られたいと感じるなら右分けにしてみてはいかがでしょうか。
・センター分け
キレイでクールな大人の女性という印象を与えられます。弱々しく見られがちなので意志の強い人に見られたいときに向いています。
顔の輪郭から決める
顔の形によっても似合う髪型は異なります。顔の形に合った分け目にすることで小顔効果を狙い、輪郭を美しく見せることが可能です。逆に顔が大きくみえてしまう分け方もあるので注意しましょう。
・卵型
基本的にどのような分け目でも似合います。ただし、センター分けは縦ラインが強調され顔が大きく見えることがあるので、サイド分けのほうが無難でしょう。
・丸形
センター分けなど縦ラインを強調してすっきり見せるのがおすすめです。前髪長めのショートスタイルも似合います。前髪の横幅を長くしすぎると顔が大きくみえてしまうので注意しましょう。
・面長
前髪を下ろすとバランスがよくなるでしょう。おすすめスタイルは、ふんわりしたショートや、ひし形シルエットのミディアムなどです。トップにボリュームを持たせすぎると縦のラインが協調され、顔が大きく見えてしまいます。
・ベース型
前髪は長めにしてセンター分けすると、縦ラインを強調できます。前下がりボブ、ふんわりパーマといったヘアスタイルがおすすめです。
・逆三角型
前髪や分け目はどのようなスタイルでも似合いやすいのが特徴です。たとえば毛先の下をカールにするなど、あごの辺りに重心がくるようなヘアスタイルが向いています。
セルフでアレンジする場合の手順は以下の通りです。
1.分け目を作りたいところをブロッキングし、霧吹きで髪を軽く湿らせます。
2.ドライヤーの温風を数秒だけあてます。
3.冷風をあてて冷まします。
ブロッキングした状態で、この作業を片方ずつ行ってください。手を放しても形が安定するなら終了です。熱にある程度強い製品であったとしても、ドライヤーはやや離して使うようにしましょう。
メリット
何よりも、思いついたときにイメージチェンジできることです。ウィッグはどうしてもヘアスタイルがマンネリ化しがちで、もともとおしゃれを楽しんでいた方にとっては、つまらない印象があるかもしれません。髪の毛を切るといった大胆なアレンジに比べれば、分け目を変えるほうが気軽に行えるでしょう。
デメリット
破損のリスクがあることです。ウィッグの扱いは地毛よりも慎重さが求められます。メーカーや製品によって、どのくらいの熱に耐えられるかは大きく異なります。また、使用状況によっては髪の傷みが激しく、熱によるダメージを予想以上に受けてしまうことも考えられるでしょう。一度破損してしまうと、プロでも修復不能のことが多いので、くれぐれも注意してください。
ウィッグの髪質やつむじの形によっては、できないアレンジもあります。一方で、プロに相談することで、こんなふうにしたいという希望に近いスタイルにできるかもしれません。顔や頭の形に合ったスタイルを提案してもらうことも可能になるでしょう。
アフターサービスも利用する
専門店によっては、購入後のアフターサポートがあります。購入した店であれば、そのウィッグに最適なケアを行えるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。ウィッグを今後購入する予定の場合や、2個目の購入をお考えの場合は、アフターサービスの有無もウィッグ選びのポイントに含めることをおすすめします。
エデューには購入したお客様へのアフターサポートがあり、スタイリストによるヘアスタイルのアレンジが可能です。美容室と同じように、お買い上げ後もヘアスタイル変更や根元の立ち上げをしてウィッグをオシャレに保ちます。なお、他社製品を購入したもののアフターサービスがなくて困っている、という方へのサービスも行っています。
エデューには既製品からオーダーメイドまでさまざまなウィッグがラインナップしているため、アレンジの自由度や予算などに応じて、好みに合ったものを見つけられるでしょう。そのなかでも、分け目アレンジをしたい方におすすめの製品は以下の通りです。
自然な分け目になっていると、周りの人にウィッグだと気づかれにくくなります。また、分け目をアレンジするだけでヘアスタイルの雰囲気を変えられます。与えたい印象や顔の形に合った分け目にすることで、ご自身の魅力を存分に引き出せるでしょう。
医療用ウィッグなど高価なウィッグの分け目をアレンジする際は、取り扱いに慣れている専門店に任せるのが安心です。お似合いのスタイルにしてもらい、ウィッグでのおしゃれを楽しんでくださいね。